多田会計事務所、所長税理士の多田武志と申します。
当事務所は昭和51年4月に開業いたしました。当時は、オイルショック(48年)後の不景気が続いていた時代です。
それからバブル景気、バブル後の不景気、インフレからデフレへと、経済基調の変化等で激変の時代でした。その過程で、淘汰されてしまった会社、生き残った会社、成長できた会社等、顧客企業を通じ、世の中の変遷、企業の栄枯盛衰を見てまいりました。大変貴重な体験をさせていただきました。
企業経営の中で最も大切なことは、「存続すること」だと考えます。環境に適応していける企業のみが存続可能であるということです。
まず「存続ありき」です。「企業とは、環境適応業である」といわれる所以です。
中小零細企業は「拡大思考」よりも「絞込思考」の方が適切だと考えます。「何でも出来ます」より 「このことについては、他社より優れています」といえたほうが戦略的だと考えます。
現在、存続し成長している企業は、「絞り込んだ技術」と「絞り込んだマーケット」で成功しています。
そして、「財務」です。「財務基盤」がしっかりしていることが大切です。
その目安となる指標は、自己資本比率40%~60%です。
近江商人の言葉に「人を残すのは上、仕事を残すのは中、金を残すのは下なり。
されど、金なくして事業成りがたし」というのがあります。
お金、いわゆる資金は大切です。資金は自ら調達することと、他者から調達することが出来ます。
自ら調達した資金は原則将来返さなくて良い資金(自己資本)であり、他者から調達した資金(借入金)は、返済しなければなりません。
どちらの資金が多いほど安定しますか。
自己資金の調達で最も大切な財源は利益です。 しかも、税引後利益です。
この税引後利益の最大化を目指すのが経営上、最重要課題となります。
故に、企業は、「支払税額の最小化ではなく、税引後利益の最大化」がテーマとなります。
支払税額が少ないほど経営者は喜ばれがちですが、目先の税金に目を奪われていますと、財務体質は強化されません。
経営していくために、「灯台もと暗し」ではいけない。天下国家を論ずることには長けているが、わが社の足元が見えていない経営者が、
意外と多いことを実感しています。「脚下照顧」です。そのためには、「記帳」をおろそかにしないことです。「経営の一歩は記帳から」です。
「“記帳”なくして現状認識なし」です。わが社の現状がどうなっているのか、理解していない経営者が、残念ながら多く見受けられます。
まずは「足元を照らす」お手伝いをしていきたいと思っております。
記帳指導、月次決算を通して現状を把握し、認識していただき、来期に向けての計画を立案できる体制作りを一緒に取り組んで行きませんか。
【プロフィール】
S20.1.16 |
岐阜県岐阜市 誕生 |
S38.3 |
岐阜県立岐阜商業高等学校卒業 |
S38.4 |
京橋機械(株) 総務部経理課入社 |
S41.2~S51.3 |
同上の会社倒産 再建の仕事を経験
会計事務所勤務のかたわら再建会社の役員として勤務 |
S48 |
税理士試験合格 |
S49.4 |
富士短期大学経済学科2部入学 |
S50.10 |
東京税理士会 登録 |
S51.3 |
富士短期大学 卒業 |
S51.4 |
名古屋税理士会 移籍
多田会計事務所開業 |
S54.2 |
㈱TKC TKC全国会加入 |
S61.4 |
有限会社マメジメント21 設立
同代表取締役に就任 |
S63.4 |
株式会社日本エル・シー・エー
LCA-G 経営コンサルタント認定
現在に至る |
【座右の銘】 |
人事つくして天命を待つ |
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着眼大局 着手小局 |
【趣味】 |
水泳 読書 4人の孫と遊ぶこと |
【血液型】 |
A型 |
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【主催 研修・講演内容】 |
経営研究会 管理者研修会 後継経営者要請講座 |
好ましい企業文化 etc |
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