税理士とは、辞書(大辞林)で引くと次のように説明されています。
税理士法に基づき、税務に関する申告・申請・請求などの代行、税務相談、
税務書類作成を行うことを業とする者。
つまり、税金の専門家です。とくに、所得税、法人税、消費税、相続税、を中心として業務を行っています。
個人事業主とのお付き合いは主に所得税・消費税で関与します。
法人とのお付き合いは主に法人税・消費税で関与します。
一般個人とのお付き合いは 相続税・贈与税・所得税での税務申告などで関与します。
このぶぶんが本来の業務です。そして、周辺業務、付随業務があります。
この周辺業務、付随業務によって、税理士としての特徴(カラー)が大きく変わります。
ようは、ウルトラマン と 一口にいっても、いろんなウルトラマンがいますよね。
それと同じです。
下記に少々乱暴な区分のしかたですが、理解しやすいように列挙してみました。
●ある特定の税に特化した税理士
・資産を売買(譲渡)したとき、相続や贈与など扱う 資産税に特化した税理士
●業種に特化した税理士
・病院に特化した税理士
・飲食業に特化した税理士
・建設業に特化した税理士
・社会福祉法人に特化した税理士
・学校、幼稚園に特化した税理士 ・・・・等
●複数の資格を持つ税理士
・税理士+弁護士
・税理士+公認会計士
※公認会計士は税理士としての登録もできます
・税理士+社会保険労務士
・税理士+司法書士
・税理士+中小企業診断士
・税理士+ファイナンシャルプランナー ・・・等
上記の複数の資格を3つ以上持つ税理士も、もちろんいます。
●周辺業務や商材、サービスに特徴を出した税理士
・特定の会計ソフトを導入指導する税理士
・保険業務を特徴とする税理士
・経営コンサルティングを特徴とする税理士
・マーケティングを特徴とする税理士
・業績分析(データ分析)を特徴とする税理士
・ベンチャー企業支援、新規開業支援を特徴とする税理士 ・・・等
今、お付き合いされている、税理士先生は、どんな特徴(カラー)がありますか?
・お酒が好きな税理士
・ゴルフが好きな税理士
・将棋が強い税理士
・大型バイクを乗っている税理士
・自治会長さん、PTA会長さんもやっている税理士
・・・・ 確かに こういう お人柄の方が伝わりやすいですよね(笑)
ここで、言いたいことは、世の中にはいろんな特徴と得意分野を持つ税理士がいるということです。
ゆえに、自分(自社)に適正な税理士かどうか?という視点は必要ではないかと思われます。 |