このページではJavaScriptを使用しています。
 
多田会計事務所 お問い合わせは 08001111117
【事務所特徴】従業員20名以下の個人事業を含む税務顧問及び経営サポート
【営業エリア】岐阜県美濃地方、中濃地方、西濃地方、愛知県名古屋含む以北
  HOME まずはこちら 業務案内 ごあいさつ 顧問料金体系 事務所概要 ご相談窓口  
ご相談窓口

個人青色申告パック
記帳代行パック
そもそも良い決算書とは?
丼勘定で何が悪い
税金ゼロで一安心!?
記帳なんてメンドクサイ
家督承継と事業承継
税理士・会計事務所とは?
会計事務所の活用方法
各種セミナーご案内
月次巡回監査とは?
業種別顧問事例:個人
業種別顧問事例:法人
相続案件事例
贈与案件事例
一人個人事業主様へ
経営者ではない役員の方へ
金融資産5千万円以上の方へ
経理担当・自営業奥様へ
財産は天国に持っていけない
相続対策は40代から!
お利口な死に方とは?
金融機関の方へ
士業の方へ
関連リンク
リンクについて
サイトポリシー
プライバシーポリシー
掲載・引用・転載について
お問い合わせ
 

そもそも良い決算書とは?

ここへ訪れた事業主様は、ご自身の事業の決算書を一年に何回みたことあるでしょうか?
「数字」というものが大変重要であると認識していれば、おそらく、税理士事務所の指導のもと、毎月締めくくる「試算表」を眺めて、自身とそして事業所・会社の一ヶ月の行いを振返ってていることと思います。

一方で、確定申告時期の春( or 法人決算申告月)にしか見ない事業主様もいることでしょう。
なかには、申告のようなめんどくさいものは妻(もしくは身内)に一切を任してあるから、
一度も決算書は見たことが無い!こんな方もいることでしょう。

腕に職をつけて自営をしている方なんかではこういったケースは多いと思います。自分は良い仕事をこなす、妻は台所をキリモリする。すべてが上手く行っていれば、これはひとつの理想の形だと思います。

さて、では決算書とは、誰のために、なんで、どのようして、作られるものだろうか?

また、銀行さんなんかに、「この決算内容では・・・・」と、紙切れ1枚見て全てを知り尽くしたかのようにレッテルをはられてしまう、決算書というものはどんな内容が悪いのか、はたまた、良いのか?

「良い決算書」というのは誰に対して良い決算書のことを言うのだろうか?

自分? 妻、親、身内? 従業員? 税務署? 取引先? 銀行?

上場会社をはじめとする株式公開会社は、最低でも4半期毎に決算公告をする。そして、もちろん、月次決算をして、毎月血眼になって数字を見て、現状認識、問題共有をする。

それは・・・・「当たり前」だろ!! と。

この「当たり前」というのはなんで当たり前なのだろう?
大きい会社だから当たり前なのだろうか?

中小零細企業・個人事業主はこの「当たり前」のことをしているところは意外に少ない。

このギャップはなぜだろうか?どこにあるのだろうか?
何らかの原因や認識不足、理解不足があるからではなかろうか?

また、あなたにとっては決算書は本当に見る必要がないのかもしれない・・・。

そんなことを考えるキッカケをここで掴んでくれれば幸いかと思います。

決算書とは

 「決算」という文字を辞書で引くと、次のように書かれている。

 ・金銭の勘定を締めくくること。収入と支出の総計算。
 ・企業会計で、一会計期間の経営成績と期末の財政状態とを  明らかにするために行う手続き。         【大辞泉より】

 

 わかりやすい言葉に置き換えると、

『事業が儲かっているのか儲かっていないのか、 お金が余っているのかいないのか、健全な経営をしているのかいないのか、去年より進歩しているのかいないのか、 計画通りいったのかいないのか、を一年単位で区切って、計算し一覧表としてあらわしたもの』

 これが「決算書」というものである。

具体的には、個人事業の白色申告の方は、「収支計算書」、個人事業の青色申告の方は、 「青色決算申告書」、法人の場合には「決算報告書」が、これに該当します。

「決算書」とは、自分(会社・店)の鏡(かがみ)である。

 誰でも、鏡を眺めるはずである。この鏡を眺める行為を少し想像してみましょう。

 体調が悪いとき、風を引いたときなんかは、「体調不良」ということを意識しながら、鏡を見る。そして、 「うわぁ~。青白い顔しているなぁ~」「顔色がとっても悪いなぁ~」「なんだ。思った以上に顔色いいじゃん」 「ひどい顔しているな。これはちょっと休まないと・・」 などと、映し出された自分を見て、改めていろんなことを思う。

 良い格好をしてお洒落して、外出するときには、まずは、服はこれとこと組み合わせて、髪型はこうして、と、 頭の中でコーディネートをして、すべてが整うと、鏡を見て、チェックする。そして、「ぅん!ばっちり」 「この服の組み合わせはなんだか良くないなぁ~」「今日のメイクちょっと派手かしら?」「あれ?後ろ髪がハネてる!」 「ぁ!髭剃るの忘れてる!」などと、映し出された自分を見て、髪型をセットしなおしたり、服装を変えてみたりする。

 これは、「自身」を「他」に写すことによって、見つめなおすという行為ですよね。

 「決算書」もまったくこれと同じなのです。

今年は思わぬところから売上が入ったこと。原材料の値段が高騰したこと。
事故をして、保険会社から保険金が入ったこと。ボーナスが今年は出せなかったこと。
資金繰りが悪くて銀行からお金を借りたこと。新しく車を買ったこと。
個人的な入用(いりよう)でお金を持っていったこと。

こうした事業でお金が動いたすべての出来事が決算書に数字として映しだされているのです。
これが、「決算書」というものです。

自分の様子をみるとき、不恰好かどうか見るとき、シャキっ!としているかどうかを見るとき、 元気がどうかみるとき、鏡を見ずになにで確認するのですか?

真正面から見てしっかりしていても、頭の後ろ寝癖がついているかもわかりません。
これと同じようなことが事業でも起こっているです。

自分が格好の良い服装をして、ルンルン気分であっても、鏡を見て、「ぁ、こうするともっと良いな♪」と思うことはたくさんあるに違いありません。

これと同じように決算書の数字が、「ここのところ、もうちょっとこうしたら?」と指し示してくれる。
または、感じさせてくれるのです。

決算書の見方がわからない方は、鏡の覗き方、自分の姿の見方がわからない人です。
日々、お世話になっている税理士の先生、会計事務所の人に教えてもらってください。

「決算書」は自分の鏡なのですから。

スマート(賢い・カッコイイ)な、お人は鏡を常にみるものです。

PAGE TOP
 
  HOME まずはこちら 業務案内 ごあいさつ 顧問料金体系 事務所概要 ご相談窓口